【職人】器と職人魂を感じるアクティビティー
歴史・文化
日々使う器が積み重ねる記憶。器に出会う、記憶を留める、想いを継ぐ
地元民レベル
Level.1
京都が誇る伝統工芸とそこに秘められた職人の心を知る
Level.2
日々使い記憶を重 ねたいと思える器と出会う
Level.3
日本の伝統「金継ぎ」体験で器が蘇る。想い出を繋ぐ。
アクセス
- 【所要時間23分】KANSEIから徒歩8分の「九条河原町」より市バス202/ 市バス207で「五条坂」へ。「五条坂」から徒歩5分で「陶物師 三島」に到着!
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所要時間
4〜5時間
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アクティビティおすすめ時間
日中(9:00〜18:00)
- 金継ぎ体験が午前(9:30〜)と午後(15:30〜)の二部制のため、その予約時間に合わせて予定を組めるとベストです。
- 一日で全てのアクティビティを行わなくても、1日目に茶碗坂でLevel1〜2を体験し、金継ぎ体験は予約が取れた別日に持ち越すというのも良いプランです。
行く前の準備・持ち物
- Level3の金継ぎ体験は2日以上前の事前予約推奨
- 空きがあれば前日・当日予約も可能だが、繁忙期はすぐに埋まってしまうことも多いため早めの予約推奨
- 持ち物は必要なし!気ままに街歩きできるような身軽な格好で向かいましょう
- 職人達が運営する個人経営店は特に「現金支払いのみ」の店が多い。お買い物や体験などの支払いに困らない程度に多めの現金を持っていきましょう
体験の流れ
Lebel.1
京都が誇る伝統工芸とそこに秘められた職人の心を知る
- まずは清水寺近くの茶碗坂にある「陶物師 三島」で京都の伝統工芸品「清水焼」に触れてみましょう!
三島ご夫妻やスタッフの山ちゃんは、どんな質問にも優しくかつ分かりやすく答えてくれます。「この”器”たちはどういう想い・こだわりで作ってるの?」「どういうきっかけで陶芸の道に入ったの?」「今の京都の伝統工芸産業の現状って実際どうなの?苦しい部分もある?」お店に並ぶ作品達を見て触れて感じながら、職人やその伝統工芸を継いでいる方達の想いに耳を傾けてみましょう。
- 陶物師 三島
- お店に並ぶ手作り”器”たちと、温かなおもてなし。そんなお店の雰囲気にまるでおばあちゃんの家に遊びに来たかのような温かさと懐かしさを感じるかもしれません。
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営業時間:9:00〜18:00
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定休日:ー
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支払い方法:現金・電子決済・カード対応○
→職人さんの想いを三島の方々から聞くことはできましたか?聞けたあなたは ”地元民Level1”。カードの☆1を塗り潰しましょう!
One Point情報
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職人からの贈り物
三島さんが作る器は全て手作りであり、1つたりとも同じ器はありません。日々の中で繰り返し使う身近な存在である”器”がどうあると良いのか。見た目だけでなく、手に取った時の感触は?重みは?ぬくもりは?職人達は常に使い手のことを考え、その想いをどうしたら表せるかと試行錯誤しながら長い年月をかけて培った経験と技術を駆使して1つ1つの作品を作り上げます。職人から器を購入する、ということは、ただ器を買っているという以上に、そんな想いと彼らが試行錯誤の中で重ねてきたストーリーごと造り手の方から貰い受けるということなのかもしれません。
だからこそ実際に店舗で器に触れて確かめて、造り手を知りストーリーに耳を傾け、日々の中でその器を使っている自分の姿を想像しながら、お気に入りの1点を探す楽しさがあるのではないでしょうか。
Lebel.2
日々使い記憶を重ねたいと思える器と出会う
- 三島さんから職人の想い・ストーリーを聞いた後は、いよいよ「茶碗坂」で自分が日々使いたいと思える器探し。茶碗坂にはお話を聞いた後三島さんの元でお気に入りの1点を買うもよし、他のお店でまた職人達のストーリーに想いを馳せながら新たな器との出会いを求めるもよし。京都の想い出を持ち帰るためのお土産としてだけでなく、長く愛着を持って日々使い込むための器としてお店を散策してみると全く違った器の一面が見えてくるかもしれません。
→日々使いたいと思える素敵な器と出会えましたか?出会えたあなたは ”地元民Level2”。カードの☆2を塗り潰しましょう!
One Point情報
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器と「出会う」、器に「記憶を重ねる」
目当てのものを一直線に探し購入するオンラインショッピングとは異なり、お店のでの器探しは「出会い」です。一期一会の出会いで大切に選ぶからこそ、出会った時のことが記憶に残り、愛着も湧く。愛着も湧くから日々の中で繰り返し使う身近な存在になり、日々使うものだからこそ様々な日常の記憶・想い出がその器に宿る。ふと器を見た時に出会った頃の京都の想い出や日々の食卓の記憶が思い出されるようになる。ものが溢れ豊かに便利になった世の中ですが、そんなたった1つの器との出会いや器に重ねる記憶を意識すると、なんだか心が豊かになるような、そんな気がします。
Lebel.3
日本の伝統「金継ぎ」体験で器が蘇る。想い出を繋ぐ。
- 素敵な器と出会えた後は、「鹿田喜造漆店」で日本の伝統技術「金継ぎ」を体験。1つの道具を長く大切に使う心が昔から根付いている日本では、器が割れてしまってもそれをすぐ捨てるのではなく、再度使えるように直して使い続ける文化が強く、「金継ぎ」を始めとするお直し技術が発達しています。壊れたものを蘇らせる日本の伝統文化に触れ、「一度出会った気に入りの道具を大切に使い続ける」日本人の心に想いを馳せてみましょう
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営業時間:1日2回実施
- 午前の部:9:30〜12:00
- 午後の部:15:30〜18:00
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定休日:日曜日・祝日
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支払い方法:現金のみ
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金継ぎ体験料金:1人7,800円(コーヒー付き)
- 通訳者が必要な場合、別途追加料金
- 最小予約人数は2名であるため、1名参加の場合は他のグループに入れてもらえないか要相談
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所要時間:150分
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予約方法:Web予約(※当日予約の場合のみ電話予約)
- 日本語話者の方
- 英語話者の方(日本語不可の方)
- 以下申し込みフォームより予約
- https://wabunka-lux.jp/experiences/en_shikata-kizou/ ※もしくは、自身で別途通訳をつける
- 日本語・英語話者以外の方
- 申し込みフォームで予約後、ご自身で通訳を手配する必要があります。
- ①以下申し込みフォームより金継ぎ体験の予約
- ②以下サイトよりご自身の言語の通訳者の手配
- 当日予約
- 075-351-7106
- 電話対応時間:9:00〜18:00
- 日本語対応のみ
- その他の言語をお使いの方はフロントにて電話予約を希望する旨をご相談ください
→壊れたものを再度使えるように直して使い続ける日本人の心に触れられましたか?触れられたあなたは ”地元民Level3”。カードの☆3を塗り潰しましょう!
One Point情報
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大切な器を直す。重ねた想い出を繋ぐ。
前項でのお話の通り、日々使う器には記憶や想い出が宿るという考え方があります。だからこそ、その器が割れた際にも、その器に積み重なった記憶ごとそのまま捨ててしまうのは物悲しい。なんとか、その器に残る記憶を繋ぎ止められないものかという人々の想いが、日本の伝統技術「金継ぎ」の発達に強く紐づいています。
また、「金継ぎ」という技術は、その割れたという事実さえも記憶・想い出として器に残します。あたかも割れてなかったかのように元通りに綺麗に直すのではなく、あえて割れたことが見える形で金の継ぎ目で器にその記憶を留めるのです。その記憶の積み重ねにこそ趣深い味わいを感じる、そんな日本人の心が「金継ぎ」という技術の真髄なのかもしれません。